プラッキングとは
多くのテリア種は、粗剛毛という、季節毎に換毛を行わないコートを持っています。
季節換毛を行わない犬種の例
シュナウザー
ウェスティ
(ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア)
ジャックラッセル・テリア
プラッキングとは、この粗剛毛を、ナイフと呼ばれる道具や、指(フィンガープラッキング)で少しづつ定期的に抜くことで、新しいコートを次々と成育させる技法を言います。
テリア種にとって、一般的なグルーミングで使用されているバリカンやハサミによるスイニングでは、毛穴に刺激を与えることができないため、本来の毛色が退色してしまったり、皮膚自体の健全性にも影響してしまいます。
プラッキングを定期的に繰り返し行うと(3週間~1ヶ月間隔が目安)、テリアらしい剛毛の質感のある、色味の濃い毛が育成され、刺激によって活性化されることで健康な皮膚を保ちます。是非とも、愛犬の「テリアらしさ」を十分に引き出してあげてください。
ストリッピングとは
文字通り「裸にする」の意味があり、ミニチュアシュナウザーやワイヤーコートダックスなど、アンダーコートの量が多く、もともとの毛質が柔らかい犬種に用いられる技法です。
プラッキングの必要な犬種一覧
ミニチュアシュナウザー(ストリッピング後のコート維持)、 ワイヤーフォックステリア、 ウェルッシュテリア、 ノーフォークテリア、 ノーリッチテリア、 エアデールテリア、 ケアンテリア、 ジャックラッセルテリア(ラフ、ブロークンコート)、 スコッチテリア、 レイクランドテリア、 ウェストハイランドホワイトテリア、 ダックスフンド(ワイヤーコート)
- パピーコート(子犬の時の柔らかいコート)の処理を、生後4~5か月 の時期に行うと、成犬になってからの毛質などに大きく影響しますので、お薦めします。
- まずは施術に慣れてもらうことがポイントです。ご不安な点がございましたら何でもご相談下さい。
- 毛質・肌質の個体差によって、犬によっては皮膚が荒れたり、色味が出てこない場合もございます。
プラッキング担当のご紹介
ラブラブドッグ オーナー
趣味・好きなもの:
犬、アコースティックギター、Beatles
犬好きが高じてペットショップを開業したのは、平成6年頃でした。全くの素人でしたが、良き先輩やお客様に恵まれ、そして妻とも出会い、現在に至ります。沢山の犬たちに触れ、犬たちから色々な事を教えてもらいました。それらが今の技術やノウハウになっていると思います。
良い子犬選びから愛犬のしつけに関することなど、何でもお気軽にご相談して頂ければと思います。